言の葉ブログ(名言ブログ)

アクセスカウンタ

zoom RSS カタチに頼るな

<<   作成日時 : 2006/08/04 09:05   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

今さら焼けてしまったことを嘆いたり、
それをみんなが嘆かないってことを
また嘆いたりするよりも、
もっと緊急で、本質的な問題が有るはずです。
自分が法隆寺になればいいのです。


芸術家 岡本太郎氏の『日本の伝統』より。

つい油断をしていると、
ものに頼ってしまう自分がいる。

生きる価値をお金や肩書きに求めたり、
人生の豊かさを持ち家や土地に求めたり、
便利さをパソコンやインターネットに求めたり、
心地よさを旅館や温泉地に求めたり・・・

何か
「かたち」がないと落ち着かないことは、
実は自分の中に芯がないということなのだ。

岡本太郎氏の言葉は、
かつて法隆寺が焼失したことに失望している
日本人への大きな疑問符であり、
叱咤激励である。

どんな理由にせよ、
いつかは朽ちて無くなってしまう「もの」に
いつまで拘っているのか、と。

「もの」を生み出した、
「かたちのない何か」を自分が持っているならば、
またつくればよい、
それだけのことなのだ。
何を悔やんでいるのだ。

ましてや
もう変えられない「かたち」の亡霊に
人間の方が振り回される愚かさたるや・・・

さらに付け加えれば、
「憲法」だって「法律」だって、
「国連」だって「条約」だって、
「常識」だって「慣習」だって、
「もの」ではないか。
「かたち」ではないか。

年月が経てば
古くなっていく、朽ちてゆく、
実情と離れてゆく。

中には、
「なぜこう決めたんだっけ?」と
元がわからなくなってしまったこともあるだろうに。

そうだとしたら。

今一度自分たちの心の中の声に
耳を傾けて
「かたち」の方を直してゆけばいい。

「社会」がおかしくなり始めたと思ったら、
自分たちが生きてみたい「社会」について
まず自分に訊いてみよう。

そこからが、「始まり」だ。


日本の伝統
日本の伝統 (知恵の森文庫)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
最近話題になっている巨大な岡本氏の絵の色彩にも彼に流れていた日本人の血を感じました。今日は今日とて、夏祭りに出かけてみましたが・・一見昔の風情とは異なる混沌とした中にも、未だ伝統は息づいていました。それは形ではなく、生きた人間が発する叫びや表情から読み取れるものでした。
又三郎
2006/08/06 23:51
お暑うございます。小生の住む街でも先週末はお祭りでした。御輿をかつぐ人間が年々少なくなって、担ぎ手をいわゆるアウトソーシングするケースも多いとか。まさにこれでは「かたち」ありきです。素直に祭りが楽しめなくなっていくのは少しさみしいことです。
言の葉ブログ
2006/08/07 20:39

コメントする help

ニックネーム
本 文
カタチに頼るな 言の葉ブログ(名言ブログ)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる