言の葉ブログ(名言ブログ)

アクセスカウンタ

zoom RSS 自由が羽ばたく時

<<   作成日時 : 2006/10/01 08:34   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

芸術は
監督され、制限され、
加工されることが多ければ多いほど
自由になる。


ロシアの作曲家 ストラヴィンスキーの言葉。

小生も音楽をちょっと勉強しようとして、
音楽の教科書『楽典』を開いたことがある。

楽譜の書き方はもちろんのこと、
音符の置き方やパート間の音の関係、
楽器の音域や曲の形式に至るまで、
意外なほど厳密でかつ制限の多いことに驚かされた。

それらのルールは、
決して強制的なものではない。
しかし、
守ることによって、
音楽そのものの美しさや聴く人の心地よさが
ある程度満たされる世界が
音楽家の目前に拓かれる。

その中でどう歌い、奏で、
音を構築していくかは、自由なのだ。
ルールがあるからこそ、
オリジナリティが広がるのである。

こと芸術に限らずとも
まったく自由が許されている場所ほど
不自由なところはない。

何をやってもいいからやってごらん、と言われて
立ちすくんだことが、誰にでもあるはずだ。

新しい地図をつくるにも、
今の地図を深く知ってこそ。
未来をみるには、過去こそ見なければ。

ところで・・・

音楽や絵画などの著作権の保護期間が
死後50年から死後70年に延長する可能性が
あるという。

実際、これで
どのくらい著作者本人の気持ちが守られるのかは
検証されているのだろうか。

どちらかといえば、本人以外の意図・・・
芸術作品から最後の一滴まで
お金を絞りだそうとしているようにも見える。

守れば守るほど、
芸術本来の輝きがなくなるような気がするが。

羊の家の守りを固めるのもいいけれど、
狼をきっちり捕まえる手間を惜しまれぬよう。
さらに
その羊が、守るに値する羊かも
よく確認願いたい。


マルチメディアと著作権
マルチメディアと著作権 (岩波新書)

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます。『まったく自由が許されている場所ほど不自由なところはない』ホントにそう思います。
そのゼロのところからルールを作ってきた先人の皆様はスゴイですね。そう考えるとルールって人類の英知の結晶のように思えます。
KAZUYA
2006/10/01 10:32
最近は、安易にルールをつくってしまう傾向があるような気がしてなりません。
駐車違反が多いから、飲酒運転が多いから、株価操作が多いから・・・ルールを作ったり厳しくしたりするしか解決法はないものなのか。
人間の欲深さや自分だけは大丈夫という助平心がある限りなくなるものじゃありませんから。
言の葉ブログ
2006/10/01 21:56

コメントする help

ニックネーム
本 文
自由が羽ばたく時 言の葉ブログ(名言ブログ)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる