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zoom RSS さよならだけが人生ならば

<<   作成日時 : 2007/03/26 09:12   >>

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さよならだけが人生ならば
また来る春はなんだろう
はるかなるかな地の果てに
咲いてる花は
なんだろう


作家・詩人 寺山修司の言葉。
(『書を捨てよ、町へ出よう』より)

この一節は
彼の短いエッセイの最後に
忽然と現れるものだが、
一度出会ってからというもの、
小生の頭から離れない。

思い浮かんでくる情景・・・
 死のように静かで寒い不毛の平原に
 少年が独りで立っている。
 俯瞰してみれば、
 彼の視界の先、ずっとずっと向こうから
 しずしずとした足取りで
 春が近づいている。
 そこには
 まだこの世では見たことのないような
 可憐な花が一輪、また一輪。
 しかし
 春が少年のいるところまでやってくるには
 まだ無限に近い時間が必要なようだ。
 それでも少年はただ立っている。
 春のかすかな気配を感じ取っているのだろうか。

・・・

たとえどんな境遇にあろうとも、
この世界のどこかにある幸福。
その存在だけでも信じてすがろうとする、
哀しい人間の性(さが)。

それとともに
この世に片隅にある微小な幸福のかけらを
かけがえのない支えとして
生きようとする人間のけなげさ、強さ。
 
また巡り来る別れの季節。

たとえ孤独な歳月がやって来ようとも
最後の希望だけは失わない。

つらいときこそ
顔を上げて、遠くを見る。
俯いてはだめだ。

せめて
地の果てに咲く花の
その香りを感じられるまでには
生きてみようと思う。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
寺山修司、良いですね〜

私も幾つになっても希望の花を抱こうとする『少年』が心に住んでいます。
多くの別れの涙で、その憧れがより強くなったような気がします。


又三郎
2007/03/28 11:58
本ブログ自体、寺山修司の言葉に触発されて始めたものなので、ときどき彼の言葉が登場すると思います。
小生にも『少年』というよりは『ガキ』の心が住んでいます。
言の葉ブログ
2007/03/29 16:19

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