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zoom RSS 「法三章」はユートピアか

<<   作成日時 : 2007/11/11 14:50   >>

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今日から法は次の三つだけだ。
「人を殺した者は死罪」
「人を傷つけた者は罰する」
「人のものを盗んだ者は罰する」
以上。


中国の昔、漢を建国した劉邦
秦の都、咸陽に入った時に
多くの厳しい法律に苦しんでいた人々に
約束したと言われる言葉。
曰く、「法三章」。

憲法や法律をはじめとして、
決まり事やルール、掟などは
なぜあるのか。

まっとうに生きている人が
悪意ある人間によって損なわることを
絶対に許さない集団であることを
宣言するためではないだろうか。

法律の有り様は、
その集団、つまり国、ひいては国民の有り様である。

法律が複雑で、
こまごましたことまで決めている国は
社会が複雑化していることもあるだろうが、
悪意を持った人間の行動が
種類や程度が複雑化・巧妙化していることを
意味しよう。

もっと平たく言えば、
善人と悪人の境界がわかりにくい社会である。

さらに、そこでは
同じ一人の人間でも
自らにジキルとハイドを抱えている
ギリギリのバランスにある社会である。

子煩悩なパパが駅員をぶんなぐり、
素直な良い子が級友を裏サイトで罵倒し、
警官や教師が痴漢や淫行をはたらき、
公僕たる官僚が私利私欲に溺れ、
やり手社員が横領や偽装にハマってゆく。

何が裁かれるべきなのかさえ混迷している。
どうすれば適正な状態に戻せるのかも
誰もわからない。

本来社会を安定させるはずである前提が
次々と崩されていく中で、
足場の危うい小舟から落ちないように
必死にしがみつく名も無い我々。

その中で決まり事だけが増えていく。

中には「個人情報保護法」のように
法律自体の主旨がわかりにくくて
皆が逆に混乱しているものもある。
病室に患者の氏名が表示されなかったために
 他人と間違われて射殺された事件
もあったらしい。)

妙竹林な決まり事が増えていく世の中が
不気味に感じると共に
情けなく思ってしまう。

まっとうな人間であり続けることが
こんなに難しくなってきている今、
「法三章」はもはや
ユートピアでさえもないのだろうか。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
本来、人の良心が健全であれば複雑な法は不要なのでしょうが・・。肥大化した利己的欲望がかってのシンプルさを凌駕してきた経緯があると思います。しかし、いずれその肥大化したものは崩れ去るような気がしています。
又三郎
2007/11/25 11:24
多すぎる法が、道徳の麻痺を招いているのかもしれません。何が本当に悪いのかがますますわからなくなって善悪の境界が各人各様になってくると、裁判員制度も今のままでは形だけのものになってしまうでしょう。
言の葉ブログ
2007/11/26 06:59

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