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zoom RSS UFO質疑を一笑に付す政府とマスコミの鈍感

<<   作成日時 : 2007/12/19 11:08   >>

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「これまで存在を確認していない」
「特段の情報収集、外国との情報交換、
 研究などは行っていない」
「我が国に飛来した場合の対応についても
 特段の検討を行っていない」


以上が閣議決定された政府の”公式見解”。

「個人的には、UFOは絶対いると思っている」(記者団の笑い声)
「そうじゃないと、いろんなところにあるね、
 ナスカ(の地上絵)のああいう、説明できないでしょ。」


これは町村信孝官房長官の”定例記者会見”での発言。

「わたしはまだ(UFOを)確認してません」

最後のこれは福田康夫首相の”ぶら下がり”での発言。

民主党の山根隆治参院議員の、
UFO対策に関する質問への答えなのだが、
なんともはや、いろんな意味でガッカリである。

まず、私はいわゆる
UFOオタク的な立場にはないことを断っておく。

さて、先の各発言へのガッカリな点、3つだ。

 (1)ユーモア(或いは”ゆとり”)の欠如
 (2)「未知」への危機意識の欠落
 (3)政府公式見解の権威崩壊


まず(1)について。

とにかく気に入らないのは、
 「確認していない」「行っていない」のないないづくしの、
とりつく島もない無下なお役所言葉だ。

「○○が無い」とか「居ない」という証明は、
そう簡単には出来ないはずなのだが。
科学的な事実を調べたとも思えない、
ある意味の「ふまじめさ」が気にくわない。

たとえ同じ内容だとしても、
もうちょっとは気の利いたことが言えないものか。
(もちろん役人の作文には期待していない。
 発言主の政治家の責任において、だ)

NORADのサンタ追跡のような
組織的なユーモアが欠如している。

この「余裕のなさ」はとても心配だ。

次に(2)について。

この世界で「未知」なものはUFOに限らない。
かつての原子爆弾だってステルス戦闘機だって
パトリオットだってテポドンだって、
最初は未知な脅威ではなかったか。

情報収集も情報交換も研究もせず、
たとえ飛来しても対応が決まっていない、とは、
なんともはや”お気楽な”国家ではなかろうか。

きっと
本当は誰かがまじめに考えていると思いたいが・・・
かなり不安だ。

第一、文部科学省でなくて
防衛省が主に答えるべき問題だろう。

最後に(3)について。

(1)でも触れたのだが、
こういった公式見解は、真剣に
事実の検証とその分析と議論を踏まえて
満を持して出されるものではないだろうか。

まるで膠着状態の国会に
降って湧いたような話題提供の題材として
出されるものではあるまい。

それも、舌の根もかわかないうちに
官房長官が否定するような発言をする。

閣議決定を経た「政府公式見解」とは
そんなにいい加減なものなのか。

閣内不一致の問題というよりは、
発する言葉に対して
全く無責任になっている政府関係者の
モラル崩壊こそ問題にすべきだ。

それにしても、マスコミもどうよ。
相変わらず
手詰まりで話題もなくなってきた国会論議の
「お笑いエピソード」として
こういったニュースを右から左へ無批判に垂れ流す。

鼻で笑い飛ばしているコメンテーター。
「年金の方が大事」と、誰もが言えることを言って
悦に入っている似非文化人。

それでいいのか。

本件は決して一笑に付すべきことではない。
もしこのまま与太話で終わらせたとしたら
政府もマスコミもあまりにも鈍感過ぎる。

もっとも、
一連の動きが、他国を油断させるための
国を挙げた演技なのだとしたら
相当高度な情報戦略だが・・・

政権の中枢に危機意識はあるのか。
今のところ
あまり期待は出来そうにないようだ。


危機の宰相
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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
文化度が低いと言えばそれまでなのだが、我国は科学的思考が苦手なのだ。
だからこそ、国家安全保障をも包含する大局的な貴殿の警鐘は大変貴重だと思います。

信濃
2007/12/19 19:33
信濃さん、コメントありがとうございます。 この国全体に、「鈍感」と「無責任」が蔓延しているように思えてなりません。見て見ぬふりで先延ばし。庶民生活の惨状を目前にしても他人事のように話すお偉いさんたち・・・出るのはため息だけであります。
言の葉ブログ
2007/12/20 07:17
確かに現状では高い危機管理能力は期待できません。
私は人類をじっと観察している様々な存在を信じています。
善意だけでなく、中には悪意のある者がいてもおかしくは無いように思います。
(辻風)又三郎
2007/12/24 20:29
又三郎さんのような意識があるとないとで、人の生き方は変わってくると思います。結局は自分自身を冷静に見つめるもう一人の自分がいるか、ということ。国や企業にも同じことが言えると思います。
言の葉ブログ
2007/12/25 12:49

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