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zoom RSS 「2010年宇宙の旅」には間に合わなかったか 〜 アーサー・C・クラーク逝く

<<   作成日時 : 2008/03/19 11:39   >>

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1.高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、
  その主張はほぼ間違いない。
  また不可能であると言った場合には、
  その主張はまず間違っている。
2.可能性の限界を測る唯一の方法は、
  不可能であるとされることまでやってみることである。
3.充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。


SF界の巨星がまた一人この世を去った。
アーサー・C・クラーク氏が
3月19日にスリランカで死去。90歳。
謹んで冥福をお祈りする。

冒頭の3つの言葉は、
クラークの三法則といわれるもの。

常識にとらわれず科学的に物事をみること、
限界を知るくらいまでの探究心を持つこと、
そして
科学自身への批判精神をもつこと、
そういった示唆を含むように思われる。

倫理や宗教といった足枷をはめようとしても、
科学は決して進むことを止めないだろう。
それは人類の文明そのものであり、
人間と科学を分けて考えることは意味がない。

原子力エネルギーのような怪物を見出し、
それに恐怖しながらも使いこなそうという
人類の好奇心と自制心の微妙なバランスに
世界屈指のビジョナリーであったクラーク氏は
どう向き合っていたのであろうか。

もうその答えを求めることもできない。

・・・が、
少数の天才に舵を預ける時代は
もはや終わりつつある。

「魔法」というブラックボックスになろうとする
科学技術の隠れ蓑を引き剥がすために、
我々はネットワークという形の多くの眼で
監視し対応しようとしている。

その方向性はおそらく間違ってはいまい。
確信は持てないが・・・

国際宇宙ステーションの方向性も
岐路に来ていると聞く今、
クラーク氏の死自体が
宇宙というフロンティアにどう対峙していくのか、
人類にとっての大きな問いであるように
感じられてならないのである。


失われた宇宙の旅2001 (ハヤカワ文庫SF)
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
万能細胞の開発などは遂に不死への通路に入った観があり、楽しみな面もあります。確かな情報開示を求め、科学を誤用しようとする復興主義者には警戒したいものです。(申告が終わり気持ちが大分落ち着きました。)
(辻風)又三郎
2008/03/23 12:09
一方で臓器移植のように、技術に法律が追いつかず、生かせる命も失っている現実もあります。程よい技術と政治の距離感を望みたいものであります。
言の葉ブログ
2008/03/24 11:17

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