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zoom RSS そして日本は捨てられる

<<   作成日時 : 2009/05/31 13:45   >>

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どの世代の人々も、
自分達は前時代よりも利口で、
後代より分別があると考えるものだ


イギリスの作家、ジョージ・オーウェルの言葉。

日本はいったいどうしたのか、
日本はこれからどこへ行くのか。
機能不全の政治、
自信喪失の経済、
先の見えない不安社会。

世代論という切り口から
未来を読んでみようと思う。

85〜90歳を中心とした、
いわゆる戦中派と言われる世代。(A世代と呼ぶ)
それは、不屈と忘却の世代。
あの太平洋戦争とその敗北を青春時代に経験し、
その後奇跡といわれる復興を成し遂げた。
しかし、あの戦争のことをなんと語らない世代なのだろう。
このまま歴史の忘却の彼方へ押しやり、
何の総括もせずに去っていこうとするのか。
彼らのために最適化された世を手にして、
未だに政治的も社会的にも力を持っている。
A世代には天敵がいないのだ。

60〜65歳を中心とした、
いわゆる団塊の世代。(B世代と呼ぶ)
それは不毛と浮遊の世代なのではないか。
かつてはA世代に立ち向かったこともある。
全共闘運動や安保闘争・・・
しかしそれに敗北し挫折した彼らは、
やがてA世代の最も従順なしもべとなった。
彼らの信望とする「Love & Peace」も
自嘲的な負け犬の遠吠えにしか聞こえない。
量的にまさる彼らだが、A世代に押さえつけられ、
彼ら自身を守ることだけに人生を捧げた。
高度成長に助けられ、年金もまだ保証されている
最後の勝ち組である彼ら。
政治の停滞に最も責任があるはずなのだが、
彼らは自分たちで責任をとることはないだろう。

35〜40歳を中心とした
まさに今働き盛りの世代。(C世代と呼ぶ)
それは不遇と愛惜の世代だ。
「日本」を「会社」を未だに頼れる存在と思い、
身をやつしながらも組織に尽くす最後の世代。
A世代に操られるB世代にいいように使われて、
地位も給料もアイデアさえも搾取されて、
彼らは公的にも私的にも疲弊し消耗している。
老人の既得権に政治も社会も侵されて出る幕もなく、
少子化の責任まであると言われては立つ瀬もあるまい。
彼らの疲れ切った表情は、
自殺世代といわれる程の苦渋に満ちている。

そしてまだ10代にも満たないであろう、
来るべき子供達の世代。(X世代と呼ぼう)
それは不信と反逆の世代。
彼らが大人になる頃は、A世代は既に世に無く、
B世代は余生を動かない体で持て余し、
C世代は憔悴し社会的な力はないだろう。
迷走する政治、生気を失った社会、
老いたインフラで機能不全となったこの国で
唯一機動的で生気に溢れたX世代は、
B世代からもC世代からも
大きな期待を受け、大事にされるに違いない。
・・・しかし、もう遅すぎた。
彼らは上の世代の世話を拒否し、土地の呪縛を離れ、
ノマドのようになるか、X世代だけのエリアをつくるか、
あるいはこの老いた国を見捨て、
新しい土地を目指す者も出るだろう。

去りゆく者のみ慮って、来たる者に冷たかった報いを、
いつかこの国は受けるに違いない。

望むらくは、このブログが、
将来笑い話になってくれればと思うが・・・



世代間最終戦争
東洋経済新報社
立木 信
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