言の葉ブログ(名言ブログ)

アクセスカウンタ

zoom RSS 「誉める」ことのイヤらしさ

<<   作成日時 : 2009/10/18 15:32   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

人はふつう
誉められるためにしか誉めない


再び、フランスの貴族、
ラ・ロシュフコー公爵の『箴言集』から。

最近、管理職向けのノウハウ本において、
「誉める」ことにより部下のやる気を引き出して
職場を活性化し仕事も云々・・・という
内容のものが随分ある。

「叱って育てる」ことに対する
アンチテーゼのようなものだろうが、
果たしてそんなにうまくいくものだろうか?

そもそも、
「誉める」という行為をよく考えてみると、
「上から目線」での”冷めた”行動であるように
思えてならない。

自分の目上の人に対して誉めることはまずないし、
自分と対等の友人を誉めたとしたら
友人からは「何偉そうに言ってるんだ?」と
訝しく思われるに違いない。

だから、「誉める」ということは、
相手を上から目線で見ることを
自他共に認めている状況でしか
成り立たないのである。

さらに、誰かを「誉めている」とき、
「他人の長所をちゃんとわかって、かつ
 認めてあげる度量を持っている立派な自分」に
自ら酔いしれ、周りにアピールしてはいないか。

こうして考えてくると、
「誉めて育てる上司」というものが、
何やら胡散臭く偽善者的に思えてこないか。
それを見透かされてしまったとき、
かえって職場が白けてしまうことも
多々あるのではないかと思うのである。

それではどうすればいいのか。
「誉める」のではなく「感謝する」のはどうだろう。

「感謝する」ことは
相手の目上、目下に関わらず自然な行為であるし、
相手の行為を認めてあげる究極の表現だからである。

「君のおかげで仕事が無事出来て助かった。ありがとう」
という言葉が自然な気持ちから言える上司こそ、
美辞麗句でテクニックを駆使して誉め上げる上司よりも
部下の心をとらえることが出来ると思う。

もっと言えば、
「誉める」ことは、
対岸にいる相手に伝えるよそよそしさがあるが、
「感謝する」ことは、
相手を同じフィールド内で包み込むような親しさがある。

部下に頭を下げるようで納得がいかないかもしれないが、
職場に元気がないなと思われる管理職の方は一度、
社外のお客様に対してだけ使ってきた「ありがとう」を
職場内でも意識して使ってみてはどうだろうか。

利他主義は人間の本能の一つであり、
これこそ人間が多くの難所をくぐり抜けられた理由のはず。
これを職場に呼び覚ますのが実は早道かもしれないのである。。

きっと職場の空気も
良い方向へ変わってゆくのではないだろうか。



仕事で感謝するということ
サンマーク
ノエル・C・ネルソン
ユーザレビュー:
意外なことに、「引き ...
目新しい観点 まじめ ...
この本の出会いに「あ ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「誉める」ことのイヤらしさ 言の葉ブログ(名言ブログ)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる