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zoom RSS アクセルとブレーキ

<<   作成日時 : 2010/03/14 18:15   >>

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投手は、
「打てるもんなら打ってみろ、絶対抑えてやる」
というプラス思考がいい。
捕手は危機管理のマイナス思考。
プラスとマイナスだから、
バッテリーと言われるのだ。


東北楽天ゴールデンイーグルスの名誉監督、
野村克也氏の言葉。

アクセルとブレーキといっても
例のトヨタのプリウスの問題ではない。

組織における、危機管理について。

企業が発展拡大をする上では、
アクセル機能は必須だ。

常識を打ち破り、困難を乗り越えるために、
社員を鼓舞しお尻を叩きながら
ちょっと無理くらいの目標に向かわせ、
達成の暁には賞与や報奨金で報いる。

そういった推進力がバブル前くらいまでの
日本企業の強さだったろう。

しかし、そうやって企業が成長し
従業員も増え売上高も大きくなれば、
社会的責任というものが、
企業内外から要求されるようになる。

社員に安定な雇用と給料を保証し、
顧客に安全な商品を安定に供給すること。

社員も顧客も国内だけでなく海外にも広がれば、
問題化するネタは発散的に多くなる。

しかも相手は人間だけではない。
新型インフルエンザや異常気象だって
危機に結びつく可能性が出てきた。

そういう中で、危機管理という機能が
がぜん必要になってきた。

この危機管理というのは、
企業のいわゆる抑制効果でもあるわけで、
これまでの企業活動とは性格が異なる。

日常的に何らかのプラスが
目に見えるわけでもないので
経営層も担当者も効果がわかりにくい。

しかし、昨今
危機管理に慣れない先達の会社が
いかにみっともない醜態をさらけ出したか。
中にはなくなってしまった会社もある。

常に会社の内外を監視し、
必要な時にブレーキをかける機能を
もっているかどうか、
そしてその時に経営層が
立派に対応出来るかどうか。

それが企業の評価基準になってきた。

だが、あのトヨタでさえ苦労しているのだ。
まだ日本企業のレベルはまだまだだ。

アクセルとブレーキのバランスが
今の企業の最大の経営課題なのだ。

ちょっと車のことに触れる。

車の基本機能である
「走る、曲がる、止まる」の中で
もっとも重要な機能は「止まる」だ。

どんな状況に陥っても、
最終的に止まるように制御される車が
ドライバーの究極的な安心感を
保証する。

組織も一緒だろう。
危機を感じた時に、「止まる」判断を
いかに迅速に下せるか。

これが現代の組織の優劣を決める
究極のものさしなのである。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
戦後高度成長期の中で、『発展』の二文字のみを掲げ目指してきた結果、今のような大企業もバッタバッタと倒れる時代を招いてしまった。無理な加速は事故の元。そういうことであろうか?
さむ
2010/03/14 21:35
曲がらずに猪突猛進した日本産業界の発展も、気がついてみれば世界は違う方向に進化していたようで。なかなか方向転換出来ないでもがいているのが今の状態ではないでしょうか。
言の葉ブログ
2010/03/17 22:03

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