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zoom RSS 将来の戦争に勝者はいない

<<   作成日時 : 2010/08/07 15:16   >>

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将来の戦争は
勝利に終わるのではなく、
相互の全滅に終わる。


イギリスの数学者・哲学者である
バートランド・ラッセルの言葉。
氏はあのアインシュタインとも親交があった。

昨日8月6日は、広島の原爆忌。
アメリカによる世界初の原爆投下から65年。
初めて米国代表として
ジョン・ルース駐日大使が参列したという。
そして8月9日は、長崎の原爆忌である。

8月15日の終戦記念日までの
日にちの短さを思うにつけ、
アメリカは、日本は、そして世界は
どうしてあの時原爆投下を
防ぐことが出来なかったのかと思う。

アメリカは決して公言しないだろうが、
戦争という名目の下での
実地試験、人体実験としての原爆投下。
そういった意味合いもゼロではあるまい。

周りを海で他国から隔絶された
ヨーロッパからもアメリカからも遠い国。
そして人種的・宗教的な対立を
助長しないであろう日本が
ぐずぐずと降伏しないでいたこと。
数々の条件が揃ってしまった不幸。

いや、「不幸」という言葉では
広島と長崎の被爆後の地獄には
甘すぎるだろう。

自分も平和記念資料館を訪れたとき、
あまりのショックで言葉を失ったものだ。

取り返しのつかない結果を
招いてしまったことを
実はアメリカもすぐに気づいたはずだ。
(これも決して公言しないだろうが)

その時点で原爆という
非人道的大量殺戮兵器を放棄する
選択肢もあったのかもしれない。

しかし
一度転んだ愚かな方向への連鎖は止まらず
冷戦というくだらない争いの下で
アメリカとソビエトは核爆弾競争を演じた。

その挙句、どうにもならなくなって
ソビエトは崩壊。
アメリカも敵を失い、
自らがテロリストから本土攻撃を受けるに至って
ようやく21世紀になって「核なき世界」とは
ずいぶん時間がかかったことだ。

だが、この長い時間、
合わせて60万人の被爆者は
その多くが死に、あるいは生き残っても
後遺症にずっと苦しみ続けてきたのだ。

先の言葉はもちろん
核戦争を念頭に置いた言葉と思われる。

相互が核兵器を使用すれば
全滅でしか終わらないということだが、
核兵器を使わずとも
とっくに勝者のいる戦争など
存在しなくなっているのだ。

第二次大戦が終わっても世界は
未だに戦火が止むときがない。

そしてそれは
民族分裂や貧困、独裁政治、
そしてテロの恐怖を生み、
まさに疑心暗鬼を生ずる時代となっている。

そこに勝者などいないではないか。

戦争という方法、
しかも強力な武器で相手を潰すという
野蛮なやり方で世界を制する時代ではない。

例え世界が協力しても
解決が困難な問題が山積みなのだ。
環境・エネルギー・食糧といったものは
ますます人類の切迫した課題になるだろう。

戦争などしている暇は
もうないのだ。



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