言の葉ブログ(名言ブログ)

アクセスカウンタ

zoom RSS さらば刑事コロンボ 〜ピーター・フォーク逝く

<<   作成日時 : 2011/06/26 19:24   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

名声は霧、
人気は偶然の出来事。
この世でただ一つ確実なもの、
それは忘却。


アメリカの小説家
マーク・トウェインの言葉。

2011年6月23日
ピーター・フォークが亡くなった。

言わずもがなの代表作である
刑事コロンボ』は、
日本では、1970年代(旧シリーズ)、
そして1990年代(新シリーズ)に放映され
その人気は凄いものがあった。

「ウチのかみさんがね・・・」という
吹き替えの小池朝雄さんの声のモノマネは、
「まぁ、その〜」という
田中元総理のモノマネとともに、
その時代の子供なら必ずやったものだ。

ヨレヨレのコートを着てポンコツのプジョーに乗り
そしてやる気のない犬を連れて、
いかにも風采の上がらないコロンボが
完全犯罪の自信に満ちた犯人を
ネチネチと追い込む痛快さ。

最初に犯人とそのやり口を見せてしまう、
推理ものの掟破りは驚いたが、
その内に、どこにそのトリックの隙があるか
考えながら見ることも楽しみになった。

2003年の「殺意のナイトクラブ」が
コロンボとしての最後の作品となった。

そして2008年に、
アルツハイマー症であることが
突如明らかにされた。

演じた彼自身が、コロンボだったことを
忘却してしまっていたという。

我々が刑事コロンボを
ピーター・フォークを忘れる前に。

なんという人生の悲喜劇か。

数多くの俳優の中で
一時の名声を手にしたものの
やがて時の中で忘れ去られて
失意のうちに死を迎えた人も多い。
それは大きな悲劇ではある。

しかし、一番哀しいことは
自分の輝かしい過去を
自身が忘れてしまうことではないか。

過去を失った人間は
幽霊のようなものだ、と
つげ義春は「ゲンセンカン主人」で
お婆さんに言わせている。

ピーター・フォーク自身が最晩年に
その失意を意識していたかはわからないが、
せめて天国に召されてからは
美しい記憶も無事取り戻して
あの世で幸福に暮らしてほしいと思う。

素敵な作品を残してくれて
ありがとうございました。

刑事コロンボよ、安らかに。



amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 別冊宝島 『刑事コロンボ完全捜査記録』 (別冊宝島 (1330)) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
大好きなピーターフォーク
大好きなコロンボがああああ ...続きを見る
うちのカミサンがね(永遠)
2011/09/05 22:03

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
さらば刑事コロンボ 〜ピーター・フォーク逝く 言の葉ブログ(名言ブログ)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる