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zoom RSS 都市の台風への備えに死角あり

<<   作成日時 : 2011/09/22 13:39   >>

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世界の災いの一つは、
何か特定のことを
独断的に信ずる習慣である。


英の論理学者、数学者、哲学者である
バートランド・ラッセルの言葉。

台風12号、台風15号と、
今年2011年は台風災害も
際立ってひどい事になっている。

ここでは都市災害について
台風への備えについて
ちょっと触れてみたい。

名古屋市は全人口の半分近く、
108万人を超える対象者に
避難勧告・指示を行った。

ところが
実際の避難者は4500人余りだった。
周知手段に問題があったようだが、
避難場所の確保は
果たして万全だったのだろうか?

100万人規模の避難勧告の報に
「そんなこと出来るのか?」と
ニュース速報をみて思ったものだ。

東京や神奈川、埼玉の都市部では
鉄道網遮断による
帰宅難民の問題が大きかった。
強風による倒木や車横転、
そして建物被害も目立った。

東京での河川の被害は
都で大々的に宣伝している
河川取水施設とかも駆使して
そんなに大きなものはなかったようだ。

さて、
都市の台風の備えは
万全と言えるだろうか?

「治水」「インフラ保護」という観点では
確かに対策が進んでいるのかもしれない。
ハード的には世界でも
相当高いレベルであるといえよう。

しかしながら、
「人を守る」「生活を守る」という点、
特にソフトの点では
まだまだ及第とは言えないのではないか。

都市は、人も車も段違いに多く、
しかもそれらが立体交差的に
早く移動出来ないと成り立たない。

いかに多重的な手段を用意したとしても
一カ所の弱点を突かれたら
全てが遮断される脆さももっている。

例えば、自分の住む東京の多摩地方は
都心に通勤するベッドタウンの1つであるが、
JR中央線、京王線、小田急線などの
運転見合わせにより
都心との移動手段を断たれて、
帰宅難民がまた大量に生じた。

バスやタクシーという移動手段も
緊急時の大量輸送には焼け石に水。

さらに道路自体の台風対策が
もしも一カ所でも手薄であれば
そこで万事休すだ。

そして絶対的な人の多さは
いざという時の避難スペースを
公共のものだけに限っては
実際上避難を不可能にしてしまう。

周知するにも
情報提供手段が多すぎて
一様な効果が期待しにくいことも
大きな問題だ。

テレビやラジオを
ずっとつけている若者なんて
都会では珍しい方だろう。

こういった問題についても、
まだまだ官民共同で
頭を絞る必要があるのではないか。

「数」と「密度」が支配する都会には、
地方とは全く異なる
防災対策の進化が必要なのである。

台風や豪雨・強風・積雪といった
気象現象に未だに弱い都会に
旧態依然のハード中心の備えでは
もはや解決不能であり、
それこそが対策の死角である。

東日本大震災の被災地の復興も
まだまだままならない。
地方の再興も未だ道筋は見えない。

だが、都会の災害への備えも
実は板子一枚下は地獄の
危ない綱渡りであることを
今一度皆が
再確認すべき時である。

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