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zoom RSS 世界と世間には謝るが一番傷ついた者には謝らない人たち

<<   作成日時 : 2013/02/11 10:09   >>

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世界の柔道関係者に
ご心配とご迷惑をお掛けしたことを
おわびした


全日本柔道連盟(全柔連)の
上村春樹会長の言葉。

女子柔道でのハラスメントに関して
国際柔道連盟のマリアス・ビゼール会長に
謝罪した言葉だそうである。
「心配と迷惑掛けた」上村会長、国際柔道連盟に謝罪
 日本経済新聞)

お家芸である柔道界が
本当に恥ずかしい事態である。

そして今回も謝る先は"世界"と"世間"だった。
つまり、自分たちの非を世界には認めたということ。

しかし、本当に傷ついて苦しんだ選手たちには
まだ何の言葉も無い。
・・・というよりも
国内で自らの非を認め謝罪をきちんとしたとは
とても思えない。

だが、世界には急いで頭を下げた。

これは企業の不祥事でも言えること。

「社会にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします」

やはり謝るのは社会、すなわち世間だ。

謝る相手が明確でないのに頭を下げる。
それで全て済んだとして水に流される。

大体そもそも、「迷惑をかけた」ことを
お詫びするのではないだろう。

自分(たち)が間違っていたこと、それが
ある相手に対してダメージを与えたことを認識し、
まずはその相手に詫びる。
それが第一なのであって、世間は次の話のはずだ。

しかし曖昧漠然としたものに対してしか
大抵の場合は謝罪しない。

そこでは自分が間違ったことをした、という
当事者としてではなく
たまたま関わった、もっと言えば、
運が悪かったから仕方なく、と思っているに過ぎない。

ただ事態を収拾するだけのセレモニーなのである。

だから具体的にレスポンスされる人には謝らない。

ここにも日本の組織の無責任体質がある。

もとい、個人でも自分の部下、子ども、後輩・・・
いや同僚にさえも頭を下げない人は多い。
「いや、悪かったね」くらいが関の山だ。

結局、日本人はすぐに謝る、というのは
世界や世間に対してだけ。

だから自分たちの失敗は根本的に改めない。
それがどんな社会を生んでいるのか?

自殺者が年間3万人近く、いじめが学校に蔓延し、
パワハラ・セクハラだらけの組織ばかりだ。

こうなったら「決して許さないこと」が
虐げられている者達の対抗手段になってしまう。
それはさらに危うい事態を引き起こすだろう。

もっと謝り方をよくよく考えるべきではないか。

今回の形骸的な謝罪自体が愚かで恥ずかしい。

世界だってお見通しである。



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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
まあ、グアムの件のチャド・ライアン・デソトはこんな社会の腐敗がもたらした副産物といえるでしょうな。彼をただの凶悪犯で片付けてる奴は建前野郎ですわ。
…………
2013/02/24 12:13

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