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zoom RSS "弱者への愛"の正体

<<   作成日時 : 2013/10/17 11:57   >>

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"弱者への愛"は、
いつだって殺意がこめられている


小説家、安部公房氏の言葉。

自分はこれまで
この言葉の真意がつかみかねていた。
弱者、愛、殺意。
これらを関連させたのは何故か。

しかし、ネット上で
過剰な反応が氾濫する世になって
ようやくわかってきたように思う。

弱者とは誰か。

生活保護受給者、年金生活者、障がい者、
発展途上国で飢餓に苦しむ人々、
内戦下にある国の人々、
といった人たちに加えて
今は次のような人も入るだろう。

リストラ不安に怯えるサラリーマン、
就活に悩む若者、
イジメに悩む学生、
親に虐待される子ども・・・

こういう人たちに向けて
同情や共感の声もあるが、
それよりもネット上で最近感じるのは、
彼らへの「憎悪」だ。

ニュースや情報で取り上げられる
彼ら彼女らを、
自分たちの平穏を脅かし
足を引っ張る者たちとして
平気で罵倒する意見が多い。

そう、それは「憎悪」よりも
「殺意」に近い。

「あいつらなんて居なくなればいいのに」

そういう陰の声が行間から聞こえてくる。

そんな排除の論理が急速に広がっており、
社会的に経済的に政治的に殺される人たちがいる。

しかし、意見をネットに流す当人たちは
そうしている自分の本音に気づいていないかのようだ。

いつの間にか自分は弱者を弄んでいるのではないか?

そう皆が自問をそろそろ始めてもいい頃ではないか。

弱者をあからさまに蔑む人には何も言うまい。

だが、
弱者のことを愛している心配していると思いながら
実は"殺意を込めている"ことに気づかない、
もっと多くの普通の人々には
わかっていただきたい。

あなたも実は弱者なのかもしれないのだから。


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